マガジンで人気爆発中の「カッコウの許嫁」。
1巻に引き続き2巻もネタバレ感想・考察を少しばかり書いていきたいと思います!
ただね、本題に入る前にどーしても書きたいことがひとつあるので、それだけ先に触れさせていただきたい!!!
3巻は特典付きのお店、もう少し増やしてはくれませんかね…?
あえて狙ってるのかな?
にしてもさ…
特典付きの書店少なすぎるって!!
”あまりにも”なので、ここはどーしても書かずにいられない!
特典がマジでどこにもない!!
1巻のときより特典付き販売の店はかなり増えてたけど、それでも全然足りないのでは?と。
この記事を書いてる僕は福岡市在住です。
地方ですけど、言うて日本の左半分ではそこそこの政令指定都市ですよ?
それで市内には3件。(冊数制限あったのに発売日昼前にはもうなかったyo)
他に市街でクルマで1時間そこそこでギリ行ける場所が2件ありましたが、どちらも午後行っても特典どころかマンガ本体すら1冊も拝めていない始末…。
その後に3件周ってマンガ自体は2冊残っているところでギリギリ初版を買えましたが、これはわざとじゃないなら各書店の入荷冊数が少なすぎるとしか思えない!

いくら何でも、これはさすがに需要と供給のバランスがあまりにもつりあってないのではないかね?
それで案の定メルカリ・ヤフオク見てたら特典だけで1000円前後で大量に出品されてる始末ですよ…。
SNSも地方ほど特典付きがもうなかったのオンパレード…
講談社さん!
見てるわけないでしょうけど、3巻以降も特典付けるならもう少し取り扱う書店数を増やしてはくれませんかね…?
福岡でこの始末ですよ。
全国には僕より駆け回っても特典が手にできなかった(そもそも行ける距離に特典付き売ってるお店がない)カッコウの許嫁ファンが大勢いるはず。
頼まれてもないのに僕は勝手に代弁しますが、
求めている人の手に届くよう、どうか
もう少し特典付きを増やしていただきたい。
お願いします<(_ _)>
2巻連続で発売日のスケジュールを空けて朝から駆け回ったのに、未だにひとつたりとも特典を手に入れられていない(というか特典の姿すら拝めていない)悔しさが拭いきれないので、これだけはどーしても書きたかった。
失礼しました<(_ _)>
では本題へ↓
カッコウの許嫁:2巻感想・あらすじ
超簡単にあらすじ→感想という感じでいきます。
ちなみに2巻に収録されているのは、7羽目「どうもお世話になりました!!」~15羽目「あの二人が気になる?」までですね。
7羽目 どうもお世話になりました!!
ひろにも許嫁がいることを本人から知らされて凪は1人でゴロゴロ悶々。そんな中、突然始まったエリカと凪の2週間の同居生活もとうとう終わりの日を迎える。かに見えたが…。

あれ?幸ってやっぱりそうなん?
って回。四画関係で一番最初に主人公の方を向いているかも?的な側面を出してきたのがまさかの”妹”という流れに驚きました。(まぁ公式が思いっきり四角関係と公言しているので当たり前ではある流れなんでしょうが…)
それにしても幸がカワイイ。
8羽目 お前ら本当そっくりだよな…!
終わったはずの同居生活はお互いの事情によりリスタート。そこに凪の荷物を持った幸が訪れ、実の姉妹はお互いド緊張で挨拶もろくにできないカッチコチ状態。しかし、からあげと8羽目タイトルの凪の一言がすべてを解決する。
カッコウの許嫁 第8羽目は
本日発売の週刊少年マガジンにて!からあげをウマウマする姉妹 pic.twitter.com/RnFk5jvd9B
— 吉河美希 (@YoshikawaMiki) March 18, 2020
マジでこの姉妹似すぎかわいすぎ。笑

この表情のねんどろいどとか出たらセット購入待ったなし!
9羽目 一緒に朝活できるかな…?
朝活(始業前の図書室でのお勉強)に行くとそこには意中のひろが!一緒に別居失いかと誘われ、御朱印集めという共通の趣味?で盛り上がり、勘違いの連鎖が止まらない凪。そんなこんなで朝活を終えて教室に戻ると転校生が…
いやぁ、まさかのエリカの転校。笑

だから朝は意味深な笑顔だったわけね。
まぁ原因は凪にもあるわけだったけど、エリカが出てきたときの凪の顔ですよ。
この作者さんの特徴でもある「ラブコメの中にも笑いあり」が久々に垣間見えた話数でした。
10羽目 ちょっとはいい所あるじゃん
インスタグラマーとして有名人のエリカ。教室はさぞ大騒ぎになっているかと思えば、いつもの緊張で顔が強張り近づきたくても近づけない異様な雰囲気を醸し出していた。「許嫁ということはナイショ」と釘を刺された凪だったが、見かねてフォローに入ろうとするとそこに現れたのは…
「よ…よろすく」と噛み噛みなエリカ、真反対でコミュ力抜群のひろの初絡みな1話。そして”許嫁”と”好きな人”が仲良くすることにより、ひろに告白していることがバレるのを恐れてストーキングを開始する凪が面白い1話でもある10羽目。(若干サービスもある)
と、主要キャラの関係の変化が盛りだくさんな話でした。

まさかひろにエリカのファンという側面があるとは!
ただのクラスメイトとして絡んでくるんやろぉなぁと思っていたところに、それより深い思い入れを追加。
結果、凪は余計困る展開になるというかき回し具合が、「あーラブコメしてるなぁ」って感じで実に良かった!
ほのぼの要素と関係が進んでいく話のバランスがいいなぁこの漫画は。
とあらためて思い知らされたっす。
11羽目 二人ってお似合いじゃない…?
バレる前にひろに告白したことをエリカに自白する凪。思わぬ恋バナにエリカは大はしゃぎで協力すると言い始めて3人の朝活はスタート。しかし…「妙に凪とエリカが仲良いことにひろは対抗心メラメラ」「キューピット役を買って出たエリカが思いのほかポンコツ」。挙句の果てに「二人ってお似合いじゃない?」とひろに言われてしまう始末で…

名言”受理されませんでした”をまさか自ら自虐的に蒸し返す凪!
かなり印象に残ったセリフだったから1巻感想のひろの特徴的な部分で書いたこれが、まさかまさか再登場するとは…。笑
個人的に告白に対するこの返事マジでお気に入りっすわ。
高校生だったら絶対使った。←もうただのおっさんなので使う機会ナシ。。。
残念っ!!
12羽目 一人で住んでるんだよね?
家に1人きりという盛大な勘違いをし、謎にすっぽんぽんで万歳・料理・掃除などを行う凪。そこへまさかのエリカxひろがセットで帰宅し、全裸のまま大慌てで隠れるハメに。そんなドタバタしながらもなんとかかんとか隠れ通している凪をよそ眼に、庭には侵入者が…
- エリカ→嘘ド下手
- ひろ→鈍感?
- 凪→ドジっ子
3人の人となりがあらためて分かる1話。

物的証拠の数々、追い打ちをかける最後の御朱印帳も含めてフツーに気付くよな(笑)
にしても凪の気持ちわかるわぁ。
でも人んちでやっちゃダメだわぁ。
13羽目 海野君なら背負ってくれそう
玄関に置いていた凪の御朱印帳を何とかごまかし、次はひろの家で勉強会が開催される。「家が神社だから跡継ぎの許嫁がいる」という事情を知った凪は、何故エリカには話さないことを自分には話したのか問うと…
御朱印帳をなんとか隠し通したはいいけど、これが後に…ってなりそうな予感…。
とまぁそれはさておきひろの家である神社はまたまた神田明神なのか?
14羽目 私の運命変わっちゃうのかな?
あらすじ
「海野君なら背負ってくれそう そんな気がしたから」という言葉を思い出しながら1人自室でニヤつく凪の元にエリカが遠足のプリントを持って登場。意を決してひろを同じ班に誘ってみるとあっさりオッケーされる。その日の帰り、ひろと凪は一緒に帰宅するが、そこで凪が告白の話を蒸し返すと…

あれ?ひろも意外と凪の方向いてる…?
海野君 私の運命変えて見せてよ…!
出典:カッコウの許嫁2巻 吉河美希
あながち凪の盛大な勘違いでもないのかもしれない線が浮上したことにビックリ。
と同時に、一見照れ顔だけど、これを言ったときのひろの表情からはイマイチ正確な感情が読み取れないのが実ににくい!
15羽目 あの二人が気になる?
遠足当日。エリカ不参加で凪とひろの2人班になるかと思えば、謎のエリカファンのチャラ男乱入でエリカも行くことになり、結局4人班で行動を開始。エリカは凪とひろの関係に協力するためにファンを引き連れ別行動を取ろうとするが、頭の固い凪に意思は通じず、結局エリカと凪の2人に。そこでエリカもまた意味深なセリフを…

もう頭の片隅にもなかったが、エリカが届けたい人は一体誰なんだ…
”何を”という肝心な部分もイマイチわかってないが、3羽目でエリカが言ってたやつが唐突でここで出てきましたね。
有名になればいつか届くかな…って
どうしても届けたい人がいるんだ…!
出典:カッコウの許嫁1巻 吉河美希
届けたい相手、絶対いずれ物語を大きく左右する重要人物だよね?
過去作もけっこう登場人物多いし、これからまだまだ話は膨らんでいくそうな匂いがしますなぁ。
カッコウの許嫁:2巻まとめ&今後の予想
今後にも大きく関わってきそうな2巻の主な動きとワードといえばこの5つ。
- 実の姉妹(エリカ&幸)がちょっと仲良くなる
- エリカが凪とひろの学校に転校してくた
- ひろがエリカのファンだった
- ひろ「海野君 私の運命変えてみせてよ…!」
- エリカ「聞いたら運命変わっちゃうかもよ…?」
中でも重要なカギを握ってそうなのが、黄色マーカーにしているダブルヒロインの意味深ワード。
そもそもこの作品のタイトルに入っている「カッコウ」なんですが、なんでも多種のの鳥の巣に卵を産んで、他の鳥に自分の子を育てさせる”托卵”をする鳥さんのらしいです。
色々調べてみたら、この行為自体は鳥類の世界ではそう珍しいことでもないみたいなんですが、タイトルと話の流れ的にどうもカッコウという鳥の習性を話の中に落とし込んでる感がありますよね。

不覚!今さら気付いてしまった…。
まだ2巻だしあんまりタイトルを深読みまではしてなかったけど、鳥のカッコウの習性を話の中に落とし込んでるなら、托卵的なことをしているのは「凪の両親」か「エリカの両親」のどちらか?あるいはどちらも?
仮にそうだったとして、その狙いは一体?
そしてダブルヒロインが言う”運命”とは?
このあたりが四角関係の行く先にも大きく関わってきそうですね。
あー面白いわ。
このただのラブコメじゃないですよ感が実にイイ。
カッコウの許嫁 3巻の発売日は?
記事を書いている時点(7月25日)ではまた未発表なのであくまで予想ですが、僕は9月18日(金)が最有力。
遅くても10月16日(金)だと思われます。
根拠としては、週刊少年マガジン連載作品の単行本はだいたい第3金曜日が発売日。
カッコウの許嫁は、1巻が5月・2巻が7月とここまで2ヶ月ペースで刊行されていて、休載でストックが足りないことも全然ないようなので、次もおそらく2ヵ月後ではないかなぁという感じです。
公式発表されたら正しいものに書き換えます!

マガポケで3巻収録分くらいまではすでに見られるみたいだが俺は見ないぞ!
3巻も楽しみだ!
では!