
あの本どこにあるの…?
本屋でそう思ったことが一度もない人なんていないんじゃないか説。
つい昨日もブックオフを徘徊中、こんな会話をしているカップルに遭遇しました。

この前ネットで1巻だけタダやった漫画読んでみたらめちゃくちゃ面白かったからその続きが欲しい!

なんて名前の漫画?

○○。でもここの本棚は著者名順に並んでて、どこにあるか全然分からんね。もういいや。
そう言ってアッサリと帰っていったわけです。
気持ちは分かる。
何故か出版社別に著者名順に並んでることが多いから、漫画は特に見つけにくいよね。
出版社の数もデタラメに多いし。
ただ、本を探すのが苦じゃなく、むしろ好きな私は「ここにあるよ?」と言うか凄く迷いました。(偶然だけど、ちょうど私が見ていた本棚の斜め右あたりにその漫画はあったので)
でもコミュ障全開の私は言えなかった…。
というより、イキナリ見知らぬおっさんに話しかけられるとどうだろうかと思うと口が開かなかった…。
だからと言っちゃなんですが、この問題を解消できる人が1人でも増えればいいと思って、このブログに自分なりの「本屋での本(漫画)の探し方」というものを書いてみることにしました。
そんな大それたことを書いているわけではないですが、これだけ知っていれば見つからないことはほぼなくなるという感じで状況別にまとめたので、困ったとき参考にしてもらえれば幸いです。
本のタイトルは分かっているとき
ブックオフの場合(基本パターン)
私が行ける範囲にあるブックオフのマンガコーナーは、9店舗中1店舗だけが「出版社別の作品タイトル順」、残り8店舗は「出版社別の著者名順」。
全国共通かは定かではないですが、比率を考えるとおそらく大半は「出版社別の著者名順」になっていることが予想されますので、もっとも多いケース(基本パターン)と考えてかなり詳しめにいきます。
まずは、Amazonでその本のタイトルを検索してください。

何故ここでAmazon!?

簡単に言えば、商品ページさえあれば出版社と著者名が一瞬で分かるからです!
出版社と著者名さえ分かってしまえば、あとは該当の本棚に行けば瞬時に在庫の有無は確認できますよね?
さらに、Amazonで検索することで+2つのメリットがあると私は考えています。
ひとつめは、もし探している本がブックオフになくて、どうしてもその本が欲しい場合は検索したそのページからそのまま注文できるから!
もちろん私はいつもそうしています。
何件も本屋を巡るのは時間もかかりますし、何よりかなり手間ですからね。
そしてふたつめは、Amazonの電子書籍サービス「Kindle」で無料になっている可能性もあるから!
特に漫画の場合は、アニメ化された人気作でも1巻無料になっていたりするので、検索した本がもしタダだったらわざわざ紙の本を買う必要もなくなります。
なので、効率・お得さを考えると、ここはAmazonで検索するのがもっともおすすめですね。
少し話が逸れましたが、本題に戻ります。
実例を元に、試しに1冊検索してみましょう。
冒頭でカップルが探していたのは「症年症女」という漫画で、本のタイトルしか知らないようだったので、その状況のまま再現していくとまずはAmazonで探したい本のタイトルを検索します。
次は、検索結果から該当の本の詳細ページを開きましょう。
赤い矢印の部分に書かれているのが著者名です。(この漫画は著者と原案者が分かれているので2名の名前がありますが、大半は1名しか書かれていません)
出版社はページを少し下にスクロールし、【登録情報】の部分から確認します。
赤い矢印の部分が出版社ですね。
これで情報は出揃いました。
あとは、漫画コーナーの「集英社」の棚に行き、著者名で見ていくとすぐに見つかるはずです。
ちなみにですが、集英社の漫画コーナーは最低でも以下の4コーナーがあるかと思います。(少女マンガではないのでここでは少女漫画を除外しています)
- 少年コミック(通常価格)
- 少年コミック(100円コーナー)
- 青年コミック(通常価格)
- 青年コミック(100円コーナー)
「少年」なのか「青年」なのか。
どちらにあるのかを判別する方法もなくはないですが、おそらく「こっちじゃないかな?」と思ったほうから確認しに行ったほうが多分早いです。
ただ、少年コミックに限って言えば出版社数が少ないので、これだけは覚えておくと便利かもしれません。
- ジャンプ系⇒集英社
- マガジン系⇒講談社
- サンデー系⇒小学館
その他書店の場合
基本的には上で紹介したブックオフの場合と同じ方法で見つかるかと思います。
しかし大型書店であれば、陳列場所を検索できる端末がレジや入口付近にある可能性が高いので、もし設置してあればそちらで検索するほうが確実に早く見つけられるはずですね。
連載誌だけ分かるとき

作品タイトルは忘れた(知らない)けど、この前立ち読みした週刊誌のあの漫画が最初から読みたい!
時間潰しに立ち読みすることが多い方は、絵の感じは覚えてるけどタイトルまでは知らないというケースも決して少なくはないですよね。
この場合も上の「ブックオフの場合」と同様にAmazonで雑誌名を検索して、【登録情報】から出版社を割り出しても問題ないのですが、それでは肝心の作品タイトルまでは把握できません。
つまり…。

出版社のコーナーの本を片っ端から引っ張り出して表紙や中身を見ていくしかない…??
そんな面倒なことはできないですし、お店や他のお客さんの迷惑になるかもしれませんので止めておくのが無難でしょう。
ならどうするか。
私は以下の2つの方法のどちらかを使って検索しています。
Amazon-レーベルで絞り込む
上のリンクからAmazonを開くとこんなページに移動します。
あとは読んだ雑誌の名前を選択し、表紙の絵を元にどの漫画だったかを特定していくだけですね。
少し手間はかかりますが、ノーヒントで店内を探し回るよりはるかに効率は上がりますし、もしなければそのままAmazonで注文もできて一石二鳥です。
電子書籍サイトで検索
普段使っている電子書籍サイトがあるのであればそちらで検索しても問題ないかと思うのですが、もしなければ「ebookjapan」がおすすめです。
- 連載誌別でかなり探しやすい
上のリンクからebookjapanに行くとこんなページに移動します。
あとは連載誌を選択するだけですね。
絞り込み機能も充実しているので、目的の本に行き着くまでもかなりスムーズにいくかと思います。
そして、万が一自分がいる書店に目的の本がなかった場合、ebookjapanでそのまま電子書籍を買うことももちろん可能です。
しかも…。
- Tポイントが使える/貯まる
- 運営会社がYahoo!で安心
Tポイントに関しては、かなりの倍率(最大50倍とか)が貰えるイベントなんかも開催されています。
キャラ名しか分からない場合
タイトルは忘れたけど、登場人物の名前だけなら覚えてる。
レアパターンですが、むかーし読んだ本とかであればこのケースも無きにしも非ずですよね。
この場合も検索できないことはない!
ただ、どうしても難しい検索になってくるので、『キャラ名が分かっている』、かつ『本のあらすじ欄などにそのキャラ名が載っている』という条件付きにはなってしまいます。
使うのはこちら。
言わずと知れた天下のGoogleさまの書籍用検索エンジンですね。
使い方は、検索窓に覚えているキャラ名を入力するだけ。
ヒットすれば、あとは詳細を開いて『著者名』『出版社』を確認するだけになります。
どの程度まで検索可能かやってみた
どれほどマニアックな部分まで出版社と著者名を割り出すのが可能なのか。
私が知っている範囲の漫画でいくつか試してみたので目安にして下さい。
知名度:5
作品タイトル | キャラ名 | 検索 |
ワンピース | モンキー・D・ルフィ | 〇 |
スラムダンク | 桜木花道 | 〇 |
るろうに剣心 | 緋村剣心 | 〇 |
知名度:4
作品タイトル | キャラ名 | 検索 |
BLEACH | 朽木ルキア | 〇 |
暗殺教室 | 殺せんせー | 〇 |
ニセコイ | 小野寺小咲 | 〇 |
知名度:3
作品タイトル | キャラ名 | 検索 |
監獄学園 | 諸葛岳人 | 〇 |
賭ケグルイ | 早乙女芽亜里 | 〇 |
四月は君の嘘 | 宮園かをり | 〇 |
知名度:2
作品タイトル | キャラ名 | 検索 |
五等分の花嫁 | 上杉風太郎 | 〇 |
寄宿学校のジュリエット | 駒井蓮季 | 〇 |
ドメスティックな彼女 | 橘瑠衣 | 〇 |
知名度:1
作品タイトル | キャラ名 | 検索 |
世界か彼女か選べない | 藤咲歩美 | 〇 |
リィンカーネーションの花弁 | 灰都=ルオ=ブフェット | 〇 |
監獄実験 | 桐島彩 | 〇 |
結論。
相当マニアックなタイトルじゃなければおそらく大丈夫!笑
要点まとめ
ブックオフで目当ての本(漫画)を手っ取り早く探す方法まとめでした。
長くなってしまったので、要点だけ簡単にまとめます。
- Amazonで検索して著者名・出版社を調べる
- Amazonで割り出す
- 電子書籍サイトで割り出す
- Googleブックスで検索してみる
他にも方法はあるかもしれませんが、私は普段こうやってサクッと本を探していますので、よければ試してみてください!
実際、この方法でしばらくやっていると、自然と出版社と背表紙のロゴも覚えてくるので、そうなってくるとパパっと見つけられるようになってきますよ!
では、今回はこの辺で!