昨今、UFOキャッチャーの設置では当たり前となってきた【S字フック】を網やリングに引っ掛けるタイプの台。
お店で見ると「運任せ!」「1発台」などの謳い文句がよく書かれていますが、私はこう唱えたい。
決して運任せではないと。
だってそうでしょうよ。
上手い人はバンバン取るのに、それを見ていて後からやっても全然取れない。
それが運任せなわけないじゃないですか。
百歩譲ってもこれは「運任せ」ではなく、「運要素も少しある」くらいです。
ならばS字フックでいともたやすく景品をゲットしている人は、一体何を意識してどこを見ているのか。
店舗によって設置の仕方がかなり違うので具体的な取り方は解説できないですが、知っておくことで意識が変わるであろうマメ知識、さらにコツというかポイントなんかを語っていきたいと思います。
何の証拠もないですが、ここに書いていることを考えているだけで私はそこそこのゲット率を誇っていますので、攻略に役立ててもらえれば嬉しいです。
では早速。
お店側の思惑
冒頭でも少し書きましたが、まず【運任せ】という射幸心を煽ってくる謳い文句に騙されないことです。
よく考えてみてください。
S字フックの場合、橋渡しなどのほかの設置より”惜しい!”の頻度がかなり高くないですか?
でもそれって、冷静に考えると当たり前なんです。
だって、フックを引っ掛けるべき網やリングの近くにさえ降ろせれば、何度だって引っ掛かるかもしれないという状況になるんですから。
徐々にずらして箱を落とすような回数を重ねていくタイプとは訳が違います。
UFOキャッチャーってどんな設置であろうと、基本的に意地張るとお店の思うツボみたいなところがありますが、S字フックはマジでムキになったら負けです。
根拠はないけど次は成功するかも…(この考え方が×)
無理なものは諦める。
これ超大事です。
S字フックはここを見よ!
取れるようになるというわけではないですが、知っているだけで取れる確率は絶対に上がりますし、取れない台は自然とプレイしなくなってきます。
S字フックの締まり具合
これは一目見れば一目瞭然ですが、Sが変形している(店が意図的に変形させられている)ことがありますよね。
私の経験上、ヒドイお店では引っ掛ける対象物が入り込めないほどS字フックを変形させていることもありました。
締まっていると絶対に取れないというわけではないけど、確実に開いているほうが引っ掛かりやすいです。
引っ掛ける対象物
これはリングであったり、網(ワイヤーネット)であったりと様々ですが、ゲット率が高いのは間違いなく網(ワイヤーネット)です。
根拠はこれです。
- 引っ掛ける場所が多い(横位置をミスしても引っ掛ける可能性が残される)
- 物体が細い
特に大事なのはひとつめ。
リングなどの場合、横位置をミスしただけで取れる確率はゼロになっちゃいますが、網(ワイヤーネット)であれば横位置をミスしてもまだ縦方向で違う場所を狙える可能性が残されます。
その際、大事になってくるのが次の項目です。
チェーンの長さ(下降限界位置)
これは見落としている人がかなり多いかと思いますが、S字フックが吊るしてあるチェーンの長さ、そしてアームの下降限界位置はS字フック台攻略においてかなり大事な要素のひとつです。
そしてケースバイケースではあるものの、チェーンは長く下降限界位置も下であればあるほどゲット率は高いはず。
アームは垂直に上昇していくことを念頭に置いて考えてみてください。
引っ掛ける対象物ギリギリまでしかS字フックが下りてこないと、下降が停止した時点で引っかかっていなければもう絶望的。
対して、下降位置が引っ掛ける対象を大きく超えていたりチェーンが長かった場合はどうでしょうか。
S字フックを揺らせる。
これが大きいんです。
振り子のように揺らすことで、引っかける対象へのアプローチを垂直だけでなく全方向から行える。
文字で伝えるのがめちゃくちゃ難しく、伝わりづらくて申し訳ないんですが、チェーンがビクともしていない状態で真下に落とすのと振り子のようにガッツリ揺らした状態で降ろすのは全然違うんです。
特に網(ワイヤーネット)の場合、揺らすことで下降している段階でS字フックが網にあたって引っかかるケースがかなり増えます。
「S」の形状的に下降の時点で引っかけてしまえば、もう99%外れないので取れたも同然。
現に私はこの方法を意識してやりはじめて以降、ゲット率が飛躍的に上昇しています。
俺はこうしてS字フック台を攻略している
プレイを控える台の例
絶対に取れないとは言わないですが、こんな台は間違いなくゲット率が低いので避けるのが大事になってきます。
- チェーンが短い(揺れないほどに)
- 下降限界位置が上すぎる(目標ギリギリ)
- 「S」が極端に変形させられている
やらないと分からない部分もあるので、1度プレイしてみて上に当てはまったらムキにならずに止めるというような選択肢を取ることをオススメします。
揺らす(特に網)
これはあんまり書きたくないんですが、私は引っかかる対象物が網(ワイヤーネット)の場合、「ここの部分を狙おう」とかは全然考えていないです。笑
「思いっきり揺らすこと」、そして引っ掛ける可能性を少しでも上げるために「揺れても網からはみ出さない場所に下ろす」に全神経を注いでいます。
ピンポイントで狙うよりこっちのほうがゲット率は高いですよ。
嘘だと思った方、この条件に当てはまる台に巡り合ったら是非とも一度試してみてほしい!(絶対取れるとは言えないので自己責任でお願いします)
- チェーンが長い
- 下降位置がかなり下までいく
- 揺れる
運任せではないとか言っておいて結局運じゃんとも言われそうですが、よく考えてみてくださいよ。
これで本当にゲット率が上がるなら運じゃないはず。
考えた結果、こういう狙い方をしているんですから、少なからず実力というか知らないとゲット率は上げられない立派な攻略法です。
揺らしてぶつける意識(網以外)
網以外のS字フック台に関しては、「チェーンを引っかける対象の真上で止める」というのを意識して、「S字フックは揺らしてぶつける」くらいの感じでやっています。
でも、少しでもゲット率を上げたいのであれば、網以外のS字フックはやらないに越したことはないです。
アームを降ろす位置は”音”も使う
これはS字フックに限らず、「さっきと同じ場所にもう1回アームを降ろしたい」というときにすごく便利なんですが、今ゲームセンターにあるほぼすべてのマシンは縦・横のボタンをしている間は音楽が流れますよね。
そしてボタンを離すとその音楽は止まります。
視覚だけで一寸違わぬ場所に何回もアームを降ろすのは難しいので、その音を記憶しておいて「さっきはここで音が止まった」というタイミングでボタンを離すと、かなり理想の位置で止めやすくなります。
文字で見ると難しく感じるかもしれませんが、実際にやってみると案外簡単です。
まとめ
長くなりましたが、クレーンゲームのS字フック台について「これを知っておけばゲット率を上げることができるはず!」という情報まとめでした。

文字ばっかで滅茶苦茶わかりにくいんだが…
だってしょうがないじゃん!
度々書いてるけど、動画撮らせてくれるお店が近くに1件もないんだから(´Д`)
まぁ今後出てくれば動画で証明します。
では今回はこの辺で!