今でこそブログなんか書いちゃってる私ですが、サグーワークスに登録したころはSNSはおろか、ネット上に自分の書いた文章なんてひとつとして存在しませんでした。
そんなド素人でもサグーワークスは稼げるのか。
この記事では、規約に抵触しないギリギリのラインまでにはなりますが、私の2年間の実体験をもとに真実を書いていこうかと思います。

すべてガチの実体験をもとに書いているので、そこらの評判より中身は濃いはずです。
ちなみにメリットばかり並べても意味がないので、あえてデメリット的な面多めにしています。
プラチナライターテスト受験を検討している方、サグーワークスを利用しようか考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。
では早速本題へ。
ズバリ、サグーワークスは”稼げない”のか?
もったいぶってもしょうがないことなのでイキナリ核の部分のお話から入りますが、私の約2年間の体験を元に稼げるか稼げないかをいうと、ズバリその答えはこうです。
稼げる。
未経験だろうが初心者だろうが登録自体は可能ですし、義務教育の国語で習う程度の基本的な文章能力があれば、即報酬を手にすることができるはず。
規約に触れるところなので証拠公開もできず多くも語れませんが、参考までに言うと、私がサグーワークスに登録してから1ヵ月で手にした報酬は3万円弱。
プラチナライターに合格した初月で、本業との掛け持ちで10万円程度稼げています。
冒頭でも書いた通り、私はサグーワークスに登録するまで文章なんてろくに書いたことがないような人間でした。
そんな人間でもこの程度は稼げている事実があるので、『稼げる』『稼げない』の2択であれば、その答えは稼げるで問題ないはず。
ただしです。
それにはいくつかの『知っておくべきこと』や『条件』があり、それ相応の『心構え』も少なからず必要です。
程度の大きなものから小さいものまで、私の体験談から思いつくかぎりを深く掘り下げておきます。
あくまで私の経験談に基づいた話なので、すべての人に当てはまるものではないかもしれません。
しかし、経験して感じたことを率直に書いているので、先人の意見として見てもらえればと思います。
サグーワークスで稼ぐために知っておくべきこと
稼げるけど決して『楽』ではないよ
ネットビジネスって、世間的に『楽して稼げる』みたいなイメージが先行していますが、少なくともWEBライターは全然楽な仕事ではないです。
- 文章書くの大好きー!
- お金貰いながら文章能力を身につけたい!
みたいな人であれば話は別でしょうが、私みたいにまともに文章や記事を書いたことのない人には、かなり厳しい職種だといっても過言ではないレベルです。
ただ、自分の頑張り次第で確実に報酬は手にできるので、流行りのネットビジネスの中では参入障壁というかハードルだけはものすごく低いといえます。
インターネット環境とやる気さえあれば、『今日中に』どころか『今すぐに』でもはじめられますからね。
向き・不向きは絶対にある
これはWEBライターに限った話ではないのですが、ある程度の期間続けていくと向き不向きを露骨すぎるくらいに自分でも感じるようになります。
その理由はいくつもあるのですが、私がもっとも大きいと思うのは、サグーワークスにログインすると当月の報酬額上位者のランキングがライターランク別で表示されているという点ですね。
- 同じ土俵でやっている人がこんなに稼いでいるのに、自分はたったこれだけでも精一杯…
もちろん作業に割ける時間は人ぞれぞれですし、人と比べても意味がないと言われればそれまでですが、同じ土俵で超人レベルに稼いでいる人を目の当たりにしたときの絶望感はすごいです。
しかし逆にいえば、それだけ稼いでいる人がいるということを励みに頑張ることはできるので、ポジティブさは欠かせないものになってきます。
人は人、自分は自分。
そう割り切るのがすごく大事です。
書いた記事すべてがお金になるとは限らない
サグーワークスの案件は、記事を書いたら即報酬が手に入るというものではなく、書いた記事が承認されてはじめてお金になるという仕組みです。
指定事項をちゃんと守って、指示通りに誤字脱字なく書けばおおむね承認されるのですが、ルール通りに書いていないと非承認になります。
これが一番心の折れるところ。
非承認となった場合、かけた時間はすべてパーになります。
結果がすべての世界なので、どれだけ時間をかけて仕上げても、承認者に承認されなければお金は一銭も入ってこないのです。
ただ、サグーワークスは『どこがどう悪くて非承認なのか』を教えてくれますし、『再投稿させてもらえる場合がある』というのは大きいです。
私はいくつかのサイトでWEBライター的な仕事をしたことがありますが、どこが間違っているのかまで指摘してくれるのはサグーワークスだけでした。
ですので、スキルアップするスピードは他のサイトで独学でやるよりはるかに速いのではないかと思います。
時期によっては仕事がないことも…
こればかりは本当にタイミングの問題だと思うんですが、プラチナライター以外はごく稀に仕事(案件)がなくなるという事態が……。
少なくとも、私がサグーワークスに登録してこれまでで数回はこの現象が起きている状況を確認しています。
ただ、そういうときは少し待てばゼロだったのが嘘かのようにドカッと増えるので、正直そこまで心配することはないレベルですね。
ぶっちゃけ世の中には仕事(案件)ゼロの状態が数日間も続くライティングサイトもけっこうあったりします。
しかしサグーワークスでその状況というのは少なくとも私は見たことがないので、その辺はご安心ください。
サグーワークスで大きく稼ぐためには?
プラチナライターテスト合格は絶対条件
時期や案件の種類にもよるのですが、プラチナライター以外が取りかかれる案件の文字単価は平均すると『0.3~0.4円』程度です。
そして、プラチナライターが作業できる案件の文字単価は『1円』を切るものがほぼなく、高いものでは『3円前後』まで跳ね上がります。
0.3円と3円。
比較のため、プラチナライターのほうは計算しやすい超高単価案件を使っていますが、その差は実に10倍…。
つまり、同じ文字数で報酬に10倍の差が出るわけです。
もちろん単価が高ければ高いほど求められるもののレベルも上がります。
でもこの単価差を文字量でカバーするのは到底無理なので、大きく稼ぎたければプラチナライターテスト合格は必須になってくるわけです。
参考までに書きますが、私がプラチナライターテストに合格するまでに一番稼げた月の報酬は4万円弱で、合格した日から1ヵ月で稼げた金額はおよそ10万円。
かけた時間はほぼかわらないので、これは純粋に文字単価が跳ね上がったことで生じた差になります。
ちなみに、1日(実働12時間程度)の最高額はおよそ19,000円です。
この金額をプラチナライターテストに合格していない状態(文字単価0.3円~0.4円)で稼ぐのはほぼ無理なはず。
そして、おそらく現在の日本に1日でこれだけ稼げる真っ当なアルバイトはないでしょうから、そう考えるとかなり割には合っているのではないかと思います。
特定分野の専門的な知識が絶対に必要
プラチナライターの案件は、かなり専門的なものがあったりします。
規約的に詳細な案件内容は公開できませんが、自分の強い分野の案件があるのとないのとでは確実に稼げる金額に影響が出てきます。
理由は、頭に記事に使う情報を持っていれば、いちいち調べなくても書けてかなりの時短になるからですね。
時期にもよりますし、規約上あまり大声で言えることではありませんが、今はエンタメ系の案件が多いので、強い人はかなりおいしい思いができるかと思います。
サグーワークスで稼ぐのに必要な心構え
自分の意見、思うことなんて一切通らない
必要とされている文章の多くは、『指示通り書かれた記事』『品質の高い記事』『誤字脱字のない記事』です。

これってなんか違うんじゃないのか…?
そう思っても、指示通りに書かないと非承認になってお金は一銭も入ってこないことが大半。
記事を依頼しているクライアントは多分こんなの求めてないんじゃないかと思っても、指示に書かれていることは絶対です。
あえて嫌な書き方をしますが、要するに機械的な思考を持っておかなければならない部分があります。
個性がなくなる
主観表現NGな案件が多いこともあり、個性は必要ないことが多いです。
私の2年間の経験則から導き出されたサグーワークスの求めている記事は、おそらく『誰にでも書ける高品質な記事』だと思っています。
『あなたじゃないと書けない』という記事が必要とされるケースは、要資格保有者、職人レベルの専門性が求められている案件、あるいはクライアントから直々のご指名くらいかと。
ちょっと嫌な書き方ですけど、これって「楽しみながらお金が少しでも稼げたらなぁ」と思ってはじめた私みたいな人間にはけっこうキツイです。
理不尽な承認判定に耐えられる忍耐力は必須
2ちゃん、5ちゃんなどを見るとけっこう書かれているこの問題。
- 承認判定がクソ
- 理不尽な非承認が多すぎる
これが事実と思うかを私が問われるとこう答えます。
事実である。
実際に、何度も意味不明な理由で非承認にされたことがありますし、このことで運営さんに相談したことが何十回もありますから。
包み隠さず書くのであれば、事実としか言いようがないです。
ただしこれには例外もあります。
そしてもちろん全部が全部理不尽なわけではないですし、根拠のある意見を出せばそれなりの対応をしてもらえることもあるので、ほんの一部が該当するだけという話ですね。
『執筆者』『承認者』『運営』すべて人間。
いちいちカリカリしてたらバカバカしくなるので、割り切って考えることも大事かと思います。
まぁそれでも、絶対に譲れないことは意見すべきです。
運営さんはしっかり意見を聞いてくれる方ばかりですし、自分が間違ったことを言っていなければそれなりの対応はしてもらえます。
それでもあなたはやってみたいと思いますか?
長くなりましたが、『サグーワークスは稼げるのか?』という問題について2年以上の実体験をもとに自分なりの意見を書いてみました。
デメリット部分をピックアップしすぎて、批判記事みたいに感じた方もいるかもしれませんが、体験談と事実を書いただけで別に批判する気は全然ないんです。(本当だよ?)
そして、結論としてはこうなります。

この記事を見てもあなたはやりたいと思いますか?
やりたいと思った方
絶対に向いていると思います。
そして、その心意気があれば大きく稼げるようになる確率は高いと思うので、プラチナライター試験を受験することを強くオススメします。
やりたくないと思った方
やめておいたほうが良いかもしれませんが、やってみないと向き不向きはわからないものです。
ただ、ひとまず登録してみて、自分に合わないと思えばもう作業しなければいいだけの話なので、まずはお試しで少しだけやってみるのもアリかもしれません。
2019年10月 追記
記事を書いてもうすぐ1年。
この1年間、当ブログ経由でサグーワークスに登録し、プラチナライター試験に見事合格された方がたくさんいらっしゃいます。

本当におめでとうございます!!
正確な数字ではない可能性もありますが、今のところ1発合格率はおよそ40%前後かと思われます。
私は1発合格とはならず3回目で合格した身なので、この数字は本当にスゴイと思いますし、と同時に「負けた……」という感が……。笑