劇場版ダンまちーオリオンの矢ーの1週目入場者特典、原作者新規書き下ろし小説『色褪せぬ旅路』を読んだので、どんな話なのかや感想なんかをザックリとですが書いてみます。

マジで映像化してほしい感じでした!
ただ、当然っちゃ当然なのかもですがこの小説、『完っ全に映画を見た方向け』で、映画を見ていないとなんのこっちゃ分からないような内容になっていました。
というわけで、映画は見てきたけど読むのが面倒だという方や、特典が配布終了していて貰えなかった方へ向けた感じで書いていますので、その点ご了承くださいやせ。
では早速。
映画で駆け足だった『旅途中』のお話
特典小説『色褪せぬ旅路』のあらすじをザックリ書くと、ガネーシャの連れてきた飛竜に乗って目的地に向かっている10日間のお話です。
飛竜で飛んでいる間や野営、お食事中などに起きた出来事が綴られています。
シリアスというよりかなり日常的な側面が強く、いつものダンまちの雰囲気でワチャワチャしてましたわ。(特にヘスティア)
まぁ要するに、映画本編では10日間中のほんのちょっとしか映像化はされていなかったため、”他の日や描かれていない部分は何をしていたのか”というのを特典小説で補完しているって感じですね。
ヘスティア提案の『神眷(じゃんけん)』勝負
アルテミスはさも当然のようにベルと同じ飛竜に乗り、ヘスティアは『ムキ――ッ』となりつつも渋々ヘルメスの前に座っていましたが、やはりベルと一緒に居たくてしょうがなかった模様。
そこで2日目の出発前、ヘスティアが提案したのは『神眷』もとい『じゃんけん』で飛竜に乗るペアを決めるというもの!笑
そしてリリもベルと同じ飛竜に乗りたいがため、珍しくヘスティアの意見に激しく同意で大興奮。
うおおおおおお!ヘスティア様うおおおおおおおお!!
リリは全面的にヘスティア様を支持しまーす!
全力で乗っかってベル様との空の旅路を勝ち取りまーーす!
出典:劇場版ダンまちーオリオンの矢ー特典小説
ここ、マジで映像で見たい!笑
当の撲滅委員長アルテミスは『私はオリオンと一緒にいたい』とか言いつつも、結局はヘスティアたちにいいように言いくるめられて2日目の神眷は開始。
開始したんですが…
勝てないヘスティアさま
ヘスティアが言い出した時点でフラグといいますか、ダンまちでよくある感じの展開で、もちろんヘスティアは負け続けます。笑
2日目…アルテミス
3日目…リリ
4日目…アルテミス
5日目…アルテミス
6日目…アルテミス
さすがに可哀想。笑
と思った7日目、ようやく初勝利を収め、それはまぁご満悦のヘスティアさまは最高に可愛かったとさ。
アルテミスがどういう人物なのかがより知れる
特典小説全体を通して、アルテミスがどういう人物なのかがわかるような会話や言動がかなり目立ちます。
ヘスティアが”撲滅委員長”と例えた貞潔の女神『アルテミス』。
ベルには妙に積極的な理由も映画本編だけ見るよりわかる感じになっていますし、天然ピュアな感じが最高すぎ。
また、アルテミスは貞潔の女神であり、狩猟の女神でもあるというギリシャ神話に基づいて、野営をしていると動物たちは貢ぎ物を持ってきて、動物からも慕われているのも素敵でした。
感想とか
一言でいえば、『マジでアニメ化してほしい!』
そう思うような内容でしたね。
いつものダンまち感満載で、特典なのに面白すぎ。
とは言ってもそんなことはそうそう起きなさそうなので、せめてボイス付きで聞きたい!!
ダンメモのイベントとかでやらないかなぁ。
マジでお願いします!
では今回はこの辺で!