iPhoneの『読み上げ』機能は超便利!ただし取り扱いには要注意!

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iPhone

iPhoneに『読み上げ』という機能があることを知っているでしょうか。

実は私もつい最近知ったのですが、これがビックリするほど優秀です。

特に、自宅でデスクワークをしている読書好きには超オススメ!

 

ただし、使い方を誤ると1人で居ても吹いてしまうほどのおもしろさを秘めていることに気付いてしまったので、設定方法・実用例などと併せてここでシェアしたいと思います。

使ったことない方、これを気に是非一度使ってみてください。w

では早速本題に。

読み上げ機能(Voice Over)

設定手順

初期状態では設定がOFFになっているため、まずはこの設定をONにしてあげる必要があります。

【設定アプリ】→【一般】→【アクセシビリティ】と進みましょう。

すると【スピーチ】という項目があるので、そちらを選択します。

そして上から2番目『画面の読み上げ』をONにするだけで設定は完了です。

その他の設定項目については『こんなこともできるゾ』のところで紹介することにして、とりあえず次に進みましょう。

 

操作方法

設定をONにさえすれば操作方法は超簡単。

読み上げてもらいたい画面を表示し、画面の上から下へ2本指でスワイプするだけです。

出てきたコントローラーでは、再生・停止、早送り・早戻し、読み上げ速度の変更などが可能になっています。

ちなみに、コントローラー左上の丸に囲まれた『<』を押すとメニューバーは小さくすることもでき、中央にある停止ボタンを押さなければ文章が続くかぎり永遠に読み続けてくれます。

 

 

正しい活用例

本来は視覚サポートを目的にこの機能は搭載されているようですが、他にも役立つシチュエーションは多々あります。

ニュースを音読してもらう

朝の忙しい時間、最新のニュースを読み上げてもらえば手は使わずに最新情報を入手することができます。

ただし、途中で図やグラフが頻繁に出てくる記事には要注意。

それらコンテンツにテキスト情報が付加されていない場合、読み上げ機能はフリーズし、大半は数秒後に読み上げることを放棄します。w

 

電子書籍を音読してもらう

読み上げ機能ではWEBサイトだけでなく、アプリでダウンロードしている電子書籍なども音読してくれます。

私はパソコン仕事をしているのでこれを頻繁に使っているのですが、かなり読書が捗りますね。

ただし、読んでもらう本選びは慎重に。

  1. セリフが多い本
  2. 図やイラストがない(少ない)
  3. 難しい漢字が少ない

読んでくれるのはあくまでも『機械』です。

私の経験上、これらをチョイスしてしまうと、どうしても便利より面白いの方が勝ってしまい、肝心の内容が一切頭に入ってこなくなります。w

 

長文を目で読みたくないとき

内容に興味はあるけど、読むのはちょっとダルイ…。

そんなときにも読み上げ機能はうってつけです。

聞いておくだけでよいので、両手は別のことに使えますしね。

自宅でデスクワークをしている私のような人は重宝するかと思います。

 

こんなこともできるゾ!

読み上げる声の変更

設定をONにしたページ『【設定アプリ】→【一般】→【アクセシビリティ】→【スピーチ】』の【声】という項目を選択すると、読み上げる声の変更ができます。

  1. Kyoukoさん(女性)
  2. Otoyaさん(男性)
  3. Siri(女性)
  4. Siri(男性)

日本語であれば、上の4種から自分好みのものを選択可能です。

ちなみに拡張機能もあるので試しにダウンロードしてみましたが、あまり意味はない上にかなり容量を食うのでオススメしません。w

 

読み上げる速度の変更

これはコントローラーからも可能なのですが、デフォルトの読み上げ速度を設定段階で決めておくことも可能です。

色々試しながら自分好みに設定しておきましょう。

 

読み方の登録

読んでくれるとはいえ、相手は所詮機械です。

常用外の漢字や単語は当然のように間違えて読みますし、たまに理解不能な間違いをすることもあるので、よく出てくるワードはあらかじめ読み方を登録しておいてあげましょう。

ちなみに私の名前は割とノーマルなのですが、何故か音読みするところを訓読みして変な風になっちゃうので登録してあげています。w

 

選択した場所だけ読んでもらう

スピーチ設定画面の一番上にある項目【選択項目の読み上げ】をONにしておくと、選択した文章だけ読み上げてくれるようになります。

上で挙げたような途中で図やグラフが入る記事などでは便利かも?

欠点

漢字(特に人名)には弱い

日本語担当者のくせにどうやら漢字には弱く、特に人名や常用外のワードは苦手な模様です。

例え書籍自体に読み仮名がふってあったとしても見事にガン無視。

とにかく自分の読みたいように読みます。w

なので登場人物がやたら多い書籍には向きませんし、当て字の多いフィクション系の物語やファンタジー系にも不向きです。

 

英語も苦手な模様

苦手というか、英単語や多国語が出てくると完全に人任せになり、その国の読み上げ担当者が突如登場して超流暢になります。

でもこれがね、けっこう面白いんですよ。

仮にこんな文章のとき。

日本のGDPGOODな状態をKEEPしています。

アルファベット表記のところだけ突如英語の先生かのようなプロが乱入し、素敵な発音でアルファベットの部分だけを読み上げて華麗に去っていきます。

もう慣れましたが、最初は爆笑でした。w

 

文字はすべて読むスタンス

読んでもらう範囲を指定していない場合、画面上にある文字はすべて読むスタンスを頑なに貫き通します。

それはもう、無き友人との約束かのように。

記号だろうと何だろうととにかく全部読むので、ある程度は読んでもらう箇所を選択しておかないと何を言っているのか訳が分からなくなっちゃいます。

 

句読点は知らんぷり

『、』が何なのか知らないのか、句読点と句読点の間が広いと意味不明な場所で息継ぎをしたがる傾向があります。

かと思ったら、突如句読点でも息継ぎしたりするので困りもの。

文章の執筆者次第で句読点の位置にはかなり差があり、対処のしようがないのでこれは我慢するしかありませんね。

 

当然感情もない

しょうがないことではありますが、感情というものは0%です。

絶叫しているセリフであろうと泣きじゃくっている人のセリフであろうと、とにかく冷静に淡々と読み続けます。

まぁこれを逆手に取って志向を変えれば違った楽しみ方もできるので、いろいろ試してみるのもアリかも?

 

笑いときにオススメの使い方

歌詞を読んでもらう

特にアゲアゲで英語が混じった歌は超オススメですね。

私が爆笑した歌をいくつか書いておくので暇なときに是非試していただきたい。

  1. 睡蓮花(湘南乃風)
  2. A・RA・SHI(嵐)
  3. MOTTAINAI~もったいない~(ルー大柴&仁井山)

 

絵文字・顔文字の音読

当然ですが、読み上げ担当の4人は絵文字と顔文字は認識できません。

例えばこの顔文字。

(@_@)

基本的に()やアンダーバーなどの記号は読まないスタンスなので、この場合『あっとあっと』と読みます。

さらに言えばこの顔文字。

(≧◇≦)

何と読むと思いますか??

正解は、『だいなりーいこーるしかくしょうなりーいこーる』です。w

目で見るとなんとなく感情は察せるこの顔文字も、上のように読まれたらもはや頭で組み立てるのが至難の業になってきます。

これも色々と試してみると面白い発見がありそうです。

 

当て字が多いラノベを読んでもらう

漢字が苦手だということもあり、技名や人名が当て字でそれらが豊富に出てくる書籍は超オススメ。

特にバトルもののラノベですね。

ただし内容なんて全く入ってきませんし、何を言っているのか理解できない部分の方が多くなるため、笑いたいときにしか使えません。

 

解除方法

解除方法は『設定手順』のところでONにした『画面の読み上げ』項目をOFFに戻すだけです。

しかし、ONのままにしておいても2本指で上から下へスワイプしなければ読み上げは始まらないので、ONのままでもさして問題はないかと思います。

 

 

最後に…

使い方次第ではかなり優秀なクセに、ほんの少し使い方を誤るだけでかなりポンコツになるスピーチ機能の紹介でした。

プロの声優さんのボイスで読み上げてくれるアプリなどもありますが、読み込みにかなりの時間がかかるとのことなので、それを考えるとデフォルト機能でこの質は優秀だといえるのかもしれませんね。

 

では今回はこの辺で。

 

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