iOS8時点では最大32個しか開けなかったタブですが、現在はその上限が撤廃され、いくらでも開くことが可能な状態になっています。
たくさんのページを開いたままにできるのはすごく便利ですし、かなり使い勝手も良くなったと思うのですが、気付いたら数十個のタブが開きっぱなしの状態になっている。
そして……

あのサイトどのタブだっけ?
となった経験がある方も多いのではないでしょうか。
私は何度もあります。
というより、数日に1回はその状態に陥っていました。w
ブックマークやリーディングリストに入れておくといった方法もあるにはあるのですが、毎日のように見ているサイトを毎度毎度呼び出すのは面倒だし、できることなら開きっぱなしにしておきたい…。
でもタブが増えすぎると、すぐにどれがどれだか分からなくなる…。
この記事では、そんなタブのちらかりを少しでも軽減するために私が日々行っている方法、さらにはタブにまつわる便利機能や小ネタを紹介したいと思います。
横向きでタブを移動&管理
まずはSafariを起動して、最下部メニューバーの一番右にある四角形が2つ重なっているアイコンをタップし、タブ一覧を表示させます。
上画像の赤で囲った部分のアイコンをタップで一覧表示にすると、最大で6枚のタブが表示されるようになります。
この状態で動かしたいタブを長押しすると前後移動は可能ですが、開いているタブが多すぎると整理するのも一苦労です。
そこで、コントロールセンターで画面縦向きのロックを解除してiPhoneを水平方向に持ち替えてみましょう。
すると上の画像のような表示に切り替わります。
縦向き表示と違う点はザっとこんな感じですかね。
- タブが9枚表示なる
- 上下移動だけでなく左右にも移動できる
- 左上にタブの検索窓が出てくる
最大表示枚数が増えただけでもかなり見やすくなりますが、一番のポイントは2番の『左右にも移動できるようになる』という部分ですね。
下画像のように動かしたいタブを長押しすると…
上画像は右下にあったタブを長押しして左上に向かって斜めに引っ張っている状態なのですが、ご覧の通り縦表示状態では前後にしか移動できなかったタブが前後左右好きな方向に移動できるようになります。
私の場合、この機能を使ってタブを管理しはじめてかなり整理がしやすくなりますし、もう閉じてしまって良いタブがどれなのかも瞬時に見分けられるようになりました。
ちなみにですが、私は以下のようなルールを自分の中で作っています。
- 常に開いておくサイトは一番上から並べる
- 関連するサイトをなるべく近くに持ってくる
- 新しくタブを開くときは下から
たったこれだけのルールを作っているだけですが、横向き表示には『前後左右移動』『タブの検索機能』があるので、かなり整理が捗るようになりました。
タブを一気に閉じるには?
タブがあまりにもとっ散らかりすぎている場合や、一度全部閉じてしまいたい場合、瞬時にすべてのタブを削除してしまう方法もiPhoneには搭載されています。
まずはSafariを開いて、赤枠で囲っている右下のアイコンを長押ししましょう。
すると縦表示・横表示ともに下画像のようなポップが表示されます。
※縦表示
※横表示
あとはポップの一番の項目『すべての○○個のタブを閉じる』をタップすれば現在開いているタブは一斉に閉じられるようになっています。
一度まとめて閉じてしまいたい場合はこの方法がオススメです。
閉じてしまったタブの復元
復元というよりは、もう一度開く方法というのが正しいのかもしれませんが、一度閉じてしまったタブを復活させることは可能です。
復活させたい場合、まずはSafariを開き右下のアイコンをタップします。
その後、最下部中央(横表示は右上)の『+』アイコンを長押ししましょう。
すると下画像のように、『最近閉じたタブ』という画面に切り替わりますので、あとは復活させたいタブをタップすると復元が可能になります。
ただし、このページにデータが保管されるのはあくまで一定期間だけなので、ついうっかり閉じてしまったタブを復元することはできても、閉じてから時間が経ちすぎているタブは復元できない点には要注意です。
まとめ
今回は、iPhone版Safariで開きすぎたタブの管理術やタブにまつわる小ネタのお話でした。
ザックリおさらいするとこんな感じですかね。
- 散らかったタブは横表示で整理
- 横表示だと斜め移動も可能
- 横表示には検索窓も出てくる
- 開きすぎたタブは一括削除可能
- 閉じたタブの復元も可能
たったこれだけかよと思った方もいるかもしれませんが、縦表示状態よりかなり操作性は上がりますし、実際にやってみると結構便利なものですよ?
よければぜひお試しあれ~。
では今回はこの辺で。