こんなことを書いている私はもちろん左利きなのですが、左利きに不親切な世界に対する「心の叫び」を記事にしてみたいと思います。
別に文句を言ってるわけではないのですが、左利きって結構大変なんだよ?
左利きの同志諸君に共感してもらえたら嬉しいです。
では早速本題に。
左利きで地味に不便なこと
見様見真似ができない
何をするにしても『教わる側』だと、教えてくれる人の動きをそのまま真似るという行為ができません。
そのたびにすべてを逆にする脳内変換が必要…。
これは何の根拠もない私個人の意見だけど、左利きはそうやって常日頃から『考える』という場面が自ずと多くなるから、天才といわれる人が多いのかもと思ってます。
なぜ俺は天才の仲間入りできなかったんだ…。
いちいち『左利きじゃん!』って言われる
言ってくる側ははじめてでも、『おれは今まで何百回言われてきたと思う?』って話ですね。
私は別にこれを言われてムカっとすることはないんですが、イラつく人もいるようなのでご注意を。
ハサミの連続使用が痛い
超ベタな話ですが、右利き用ハサミを使い続けるとマジで痛いです。
というか、親指の付け根あたりが凹んできます。
食事中に隣と手(肘)が当たる
身内ばかりだったら事情を話すと左端にしてもらえるけど、食事時の定食屋やラーメン屋に単独突入すると隣りは見知らぬ人なので、めっちゃちっさくなって食べないといけないこの悩み…。
手帳型スマホケースが開けにくい
文章でものすごく説明しずらいですが、とにかく左手だけでは開けずらいんですよね。
個人的には、左利き用の右開きタイプで良いデザインがあれば、これは買いたいなぁともっとも思っている左利き用商品かもしれません。
スマホの『戻る』『進む』が押しにくい
左手だけでスマホを持つと、左端にある『戻る』はかなり押しにくいです。
というか、たまに指がつりそうになる…。
改札の出入口(バスの清算)で手がクロスする
意外に辛いんだこれが。
『右で持てばええやん』みたいなことを言う人がたまにいるんですが、複数の小銭って地味に利き手じゃないと持ちにくいんですよね。
落としてしまったらもっと大変ですし…。
自販機もクロスする
自販機ってお金の投入口が右端にあるので、手をクロスさせずに左手で小銭を投入しようとすると、体ごと右に移動することになります。
すると目の前には自販機がないんだぜ?
レードル・フライ返しがうまく使えない
なんでいちいち左利きが使えない(めちゃくちゃ使いにくい)ような作りにしたのでしょうか?
マグカップの絵柄見えなくなる問題
表にしか絵がないマグカップは左手で持つと絵が見えなくなるんだぜ。
車のカギが回しにくい
力加減が難しいんですよね意外と。
自動車学校で回しすぎたりしていたのはわたしだけでしょうか?
チェーンでつながれたボールペンが使えない
病院・銀行・役所などなど、紛失や盗難対策するのは当然なのかもしれませんが、なぜ右上に付けるのでしょうか。
チェーンや紐が長ければ使えるのですが、短いと左で書けません。
でも私は、これのおかげで肌身離さずマイボールペンを持つようになりました。
取っ手付き急須でお茶が入れれない
これを無理やり使おうとすると体まで左に傾いちゃう問題が。
かと言って右手でやるとこぼしそうになるので、正解が未だに見つからない…。
グローブが借りれない
俺の通ってた小・中学校には左用グローブがなかったぞ。
みんなはあったかい?
ギターの種類が選べない
本当に欲しいギターが右利き用しかないとオーダーしなくちゃいけなくなる。
そして人には貸せないし、借りることもできない。
壊れたらマジどないすんねんっていっつも思ってた。
左利きで得したってこと
スポーツ全般
全般というか、自分の場合サッカーしかしてこなかったのでサッカーが大半を占めているんですが、左利きはスポーツで何かと便利(有利)だったりしますよね。
飯食いながらパソコンが可能
左手に箸・右手にマウスができるので、自宅でデスクワークしてる自分的にはこれだけは本当に便利だと思います。
お行儀は良くないけど、時間は有効に使えるようになってありがたいっす。
教育係にされにくい
見様見真似ができないので、作業系の教育係にはされないです。
ですが、教える対象が左利きだとほぼ100%自分に回ってきます。
1度は使ってみたい!と思う左利き用商品
私は生まれてこのかた30年、意地でギター以外の左利き用製品に手をつけてこなかったのですが、そんな私でも心のどこかで『使ってみたいなぁ』と思っている左利き用商品をいくつかご紹介してみます。
左利き用スマホケース(手帳型)
私がもっとも使ってみたいのは右開きの手帳型スマホカバーです。
探してみるとけっこういろんな種類があるのですが、こちらのハンドメイド商品がAmazonではダントツの高レビューなので、『買うならこれかな』って思っています。
左利きの本
本なので左利き用商品というわけではないですが、おまけで目盛り20cmまでの定規と150cmのメジャーが付属されています。
本の内容よりも付録に興味があるのは黙っておこう。
包丁3点セット
こちらは左利き用ではありませんが、右利き左利き兼用の両刃包丁・ペティナイフ+シャープナー(包丁研ぎ)の3点セットです。
柄の部分までステンレスのオールステンレス仕様ですし、なんと説明書には左利き用の研ぎ方も載っているらしい。
両刃なので右利きの家族も問題なく使えるという点が良いですよね。
左利き用キーボード
今さら順応できるのか多少不安ではありますが、一度は使ってみたい左利き用のキーボード。
メインの部分は通常のキーボードと大差はなく、テンキーだけが右から左に移動しています。
私は仕事でテンキーを使う頻度がそこそこ高めなので、こっちの方が捗るのでは?って昔から思ってるんですよね。
今は右手でテンキーを触っていますが、左手の方が指先が器用なのは間違いないので。
でも、ずっと普通のキーボードで慣れてきていることもあってなかなか手が出ない…。
左利き用マウス
こちらもキーボードと同様に「もうデフォに慣れている」問題はあるのですが、ミリ単位でのドラッグアンドドロップとかは実は左の方がやりやすいのではないかという思いがあります。
今後どれかに手を出す決意ができたら購入し、順次レビューも付け加えていきたいと思います。
では、今回はこの辺で!