【青春ブタ野郎】13話(最終回):感想と原作との違いについて

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アニメ

2018年秋アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第13話(最終回)の感想/原作を使った補足記事です。

映画、見てきました!
青春ブタ野郎 映画「ゆめみる少女」編 原作との違い&ネタバレあり感想
...

内容的な話はじっくり後で書くとして、とりあえず一言いわせてください。

 

なんてものを見せてくれるんだ(T_T)

 

マジで素晴らしすぎるよ。

ここ5年ほどで300以上の深夜アニメを見てきました私ですが、1クールのタイトル史上最高傑作ですよこれは。

13話すべてが濃密すぎ。

 

しかし逆に、濃密すぎたがゆえ、喪失感がぱないのもまた事実。

公開が初夏と発表された劇場版まで、一体何を楽しみに生きていけばよいのやら…。

この記事には原作のことについて触れている部分があります。先の展開については一切書いていませんが、話が前後すると劇場版のネタバレになる部分も若干あるので、何も知りたくないという方はご注意ください。

第13話 明けない夜の夜明け

あらすじと要点まとめ


©鴨志田 /KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタProject

まずは起きたことをザックリまとめていきます。

  • かえでの記憶が戻り、「花楓」へ。
  • 咲太は喪失感に駆られ、大雨の中ダッシュ。
  • 胸の傷も開いてうなだれているところに大人翔子さん登場。
  • 大人翔子さんに慰められ、かえでの日記朗読で咲太号泣。
  • 麻衣さん、誕生日に咲太のところへ。
  • しかし咲太は誕生日だと知らず、一気に険悪ムードへ。
  • 咲太、麻衣さんがいる金沢まで疾走。
  • 無事仲直りし、めでたしめでたし。

こういう風に箇条書きにしてしまうと超あっさりした感じになっちゃいますが、実際はヤバいくらいに中身が濃い30分でしたね。

 

ちなみに、12話感想で「原作の残りページが少ないので、アニメ13話はどういう結末を迎えるのか想像がつかない」という風に書きましたが、結果的には次の巻”ゆめみる少女”編にまで少し食い込む形で終わりでした。

 

感想

泣いた。

おっちゃんは終始ガチ泣きでしたわ。

  • 父親のガチ泣き
  • 咲太の絶望感に満ちた表情

などなど、常に胸が締め付けられるような思いで見ていましたが、特にこのシーンは知っていてもヤバかった。

©鴨志田 /KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタProject

翔子さん、このタイミングでふわっと登場してかえでの日記を読むなんて反則すぎるよ…。

 

お兄ちゃんの妹になれて、かえでは幸せです。

今も、今までも、これからも、大好きです!

明日は、お昼の学校に行きます。

書籍「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」より

 

何回聞いても泣けるこの締め。

2次元妹の鏡ともいえる「かえで」がいなくなったのは本当に辛い…。

 

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最終回は原作通りだったのか

結論から書くと、13話は「抜け」はあまりないですが、「話が前後している部分」があり、一部はミックスされる形で若干改変されていました。

重要な部分を3つほど書き出していきます。

これ以降はガッツリネタバレしているわけではないですが、原作ではどうだったかを書いています。知りたくない方はご注意ください。

かえでの日記はもっと長い

13話でもっとも泣かせにきた「かえでの日記」シーン。

アニメでもかなりの尺を使って描かれていましたが、原作では日記はもっと長く、ページ数にして10ページ以上あります。

また、この前後の咲太と翔子さんのやり取りも、アニメよりもう少し長い感じです。(特に前)

咲太の気持ちを考えながら読むと、ページをめくるのが本当に辛いところですが、これを全部読むとより一層青ブタワールドに引き込まれていきます。

 

「かえで」のノートは「花楓」へ

翔子さんが朗読したあのノート。

エンディング中に病室で「花楓」が読んでいましたが、あれは「花楓」が自分の知らない空白の2年間の情報を欲したために咲太が直接渡しています。

©鴨志田 /KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタProject

ちなみに、咲太が見舞いに来たときにノートを隠したのは、「花楓にとっては恥ずかしくてとてもできないようなことをしていた毎日」が書いてあったからですね。

 

翔子さんは翌日以降も帰らない

©鴨志田 /KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタProject

ここが13話でもっとも大きく変わっている部分です。

劇場版のネタバレはしたくないのでザックリにはなっちゃいますが、違いを書くとこんな感じでしょうか。

アニメ

金沢から飛んできた麻衣さんは、翔子さんの置手紙を見つけ、一気に険悪ムードになる。

原作

翔子さんは翌日以降も帰らず、梓川家に居候状態になる。そこに麻衣さんが突然現れて修羅場と化す。

 

アニメでは、咲太が朝目覚めると置手紙を残して去っていた翔子さん。

しかし原作では…

 

実は、行くアテがないので、しばらく泊めてくれませんか?

書籍「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」より

 

そう言い、数日間の同棲状態へ突入。

同棲状態の間、咲太は翔子さんに何度か「牧之原翔子の真相」を聞いているのに、はぐらかされて聞けずにいる感じです。

そしてそこに麻衣さんが現れ、梓川家が修羅場化するという流れになって「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」は終わります。

 

ちなみに、麻衣さんの元へ咲太が向かったところは次巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」序盤の内容です。

劇場版まで待てないから原作読もっかなって方は、ここの違いが分かっていれば「ゆめみる少女」編から読んでもすんなり入っていけると思います。

 

最後に…

「アニメの感想で原作内容に触れる」という禁忌を犯し続けてきたこのブログ。

最後に言いたいのはこれです。

 

ズバリ、どっちが面白いのか。

 

アニメと原作、どっちが面白いのか気になる方も多いと思うので、私個人の意見を最後に少し書くと、「どっちも面白い」です。

原作を読んでいる人間だと、ここは普通「絶対原作の方が面白い」と書くでしょうが、青ブタに関しては本当にどっちも面白いっす。

これは、それだけアニメの完成度が高く、原作にも忠実だったということの現れなのではないかと。

 

ただ、ひとつだけ決定的な違いはありますね。

それは、「ストーリーは概ね原作通りだけど、下寄りの発言・行動はほぼほぼカットだった」という点。

何話かの感想でも触れましたが、咲太はアニメより一言多いです。

特に咲太と麻衣さんに関しては、全体を通して原作の方が絡みが濃い印象があるので、2人のやりとりが好きな人は絶対にアニメを見た後でも楽しめると思いますよ!

劇場版はよ!(スケジュールが許せば劇場版も最速で観てきて記事書きます)

では今回はこの辺で!

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